2009-01-01から1年間の記事一覧

【番外編】プリンス帰国。そして。

出張中のお昼時。10貫380円の寿司を食ってると、奇しくも10倍の金額の寿司を築地で食ってた後輩からメールが届きました。 案の定、王子の奢り。 しかも案内役のスーパーフリーライターK先生までゴチになってるではないですか。考えたらこの人は初日もピザや…

【番外編】プリンスと秋葉原

さてプリンス。昨日はアキバでドンキやアニメイトやらを連れ回しました。ゲーセンで「鉄拳」をプレイしたところ、ワタクシは秒殺されましたが彼はそこそこ勝ち進んだ模様。その後ネットワーク接続で現れた通算300勝の強者に同じくボコられておりましたがそん…

【番外編】プリンス

行きがかり的事情もあって、東京滞在中のアラブの王族の面倒をみるお手伝いをすることになりました。正確に言うとサウジアラビアの王子。 端から聞くと漫画みたいな話かもしれませんが、現実はさらに漫画みたいなことになっているもので、王子と言っても2,00…

Spinning Top(Graham Coxon)

Graham Coxonさんに急に惹きつけられるようになりました。そんなに前からの話ではないのですが、それからというもの暇さえあればこの人の音楽を聴いております。 とりわけ"Kiss of Morning"、"Happiness in Magazines"、"Love Travels at Illegal Speeds"の3…

GT400(thee michelle gun elephant)

振り返って考えるに、彼らの音楽に一番圧倒されていた時期だった、頂点だったと思う、ということを「アウトブルーズ」という曲に託つけて書いたことがあります。 そういう意味で本盤は「終わりの始まり」でした。ドクロだとか革ジャンだとかバイクだとかって…

Real Emotional Trash(Stephen Malkmus & the Jicks)

何とも説明の難しい魅力です。 要するにアメリカの奥田民生みたいなモンなのかもしれません。 Real Emotional Trashアーティスト: Stephen Malkmus & The Jicks出版社/メーカー: Matador Records発売日: 2008/03/04メディア: CD購入: 3人 クリック: 19回この…

ハイファイ新書(相対性理論)

カナル式のイヤフォンを両耳に突っ込んだまま、全くもって上の空な出勤風景。田町駅を出た辺りでしたか。ランダムでやおら再生された『さわやか会社員』という曲のサビの衝撃に、腰が砕けました。 もはや赤塚不二夫すら髣髴とさせるナンセンス。 色々と短絡…

Tell Me Baby(Red Hot Chili Peppers)

さて、チリペッパーズの名曲ですが、改めて歌詞を読んでみると、オーディションを想起させる内容なのですね。オーディションなんて受けたことはありませんが、 Tell me baby.What's your story? と聞かれて自分をドシドシ押し出していける人ぐらいでなければ…

ぐっとくる題名(ブルボン小林)

これまで音楽や映画について書き散らかして参りましたが、いわゆる邦題という奴についてクサクサしたことは一度や二度ではなかった気がします*1。 冷静になって考えると、どんな題名をつけようがそれは身銭を切った製作者の方々の勝手。上手くいかなければ損…

ありあまる富(椎名林檎)

すわゲルニカの曲か・・・と思わされる題名ですが、聴いてみるとビートルズを思わせる雰囲気に満ちたミディアムテンポのポップソングです。 東京事変(彼女が参加しているバンド)の近年の作品から顕著になってきているとは思っていましたが、林檎さん、もう…

Ride The Lightening(Metallica)

先日、とあるプロミュージシャンの方がこう仰られた。 「メタリカのドラムって、すっごい下手だね!」 今更ながら驚かれたらしい。ただ、その発言にはネガティブな質感は込められておりませんでした。ネガティブどころか、もはやポジティブな質感すら帯びて…

イケメン王子 魅惑のレッスン~ダンス、フレンチ、自転車、書道 4つの国の王子様~

テレビへの失望は深まるばかりの昨今。NHK教育がまたやってくれました。 NHK教育という放送局は半ば公的な性格を持つことから、無難で「正しい」予定調和なプログラムを放送している、というイメージが持たれがちです。ところがどっこい現実は正反対。潤沢な…

Freight Train And Other North Carolina Folk Songs and Tunes(Elizabeth Cotten)

音程の定まらない下手な歌に対する堪え性がなくなってきた、というようなことを以前にどこかに書いた気がします。ただ、それって本当は音程だけの問題ではない、と気付かせてくれたのがこのElizabeth Cottenさんです。 本作、久々にジャケ買いというやつを致…

Great Blues Masters Vol.5(Snooks Eaglin)

最近、人が死なないとここにモノを書かない傾向がありますが、今回もそんなこって恐縮です。 ニューオリンズの巨星墜つ。この御仁、その名前が一般に知れ渡っているとはお世辞にも言えないかもしれませんが、この際なのでお見知り置きください。 斯く言う自…

CM NOW(2009年3月号)

【おことわり】本稿、テレビコマーシャル関連の雑誌に託つけて、腐れ言を吐き出しているだけです。当誌についてのレビューではありませんのでお含みおき下さい。 以前『金麦』という商品のテレビコマーシャルについて一腐れ二腐れ書いたことがあります。 老…

雨傘(TOKIO)

新興宗教の出版物のPRポスターか何かと見間違える程の怪しいジャケット。この不揃いな明朝体のタイトルが駄目を押しております。 ジェイ・ストーム・・・某事務所のプライベートレーベルですな。 冷静かつ客観的に考えて「この商品は自分とは無縁であろう」…

Greatest Hits(Cramps)

Tower Recordsのウェブサイトを覗いていたら、驚愕のニュース。 Lux Interior死去 音楽的な功績については言うまでもありませんが、夫婦は夫婦でも、旦那がヴォーカル、嫁がギターといったように、なんとなく一筋縄では行かないところがThe Crampsの魅力だっ…