2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Crazysexycool(TLC)

Beckの一曲に続く「Wurlitzerに恋してる」特集第2弾。TLCの超有名曲、"Waterfalls"です。 この曲、一時はもう、TVK(テレビ神奈川)にチャンネルを合わせたら必ず流れているのではないかと思わされるほどに露出の激しかった曲ですが、この3人組と特に接点が…

Propaganda(Sparks)

布袋先生のミュージックスクエア*1、必修科目第2弾。Sparksです。『欽ちゃんの仮装大賞』なんかだと、雰囲気だけで合格が決まっているような出来レース型のコンビが決まって1組はエントリーされているものですが、その手の反則野郎的キャリアを、70年代から2…

1979(Smashing Pumpkins)

これまた素晴らしいジャケット。仮に彼らが完全無名のバンドだったとしても、ジャケ買いしたくなる水準だと思います。曲が素晴らしいです。余分な音がありません。散々聞き込んだことも助けて、イントロでブキブキ音を立てる意味不明なSEでさえももはや愛し…

Oranges & Lemons(XTC)

布袋先生のミュージックスクエア*1での必修科目第1弾。XTC。『JOJOの奇妙な冒険』の第3部から出てくる幽霊波(スタンド)を髣髴とさせる素晴らしいジャケットを見ると、実家から搬出を迫られているCDを「全部売り払っちまおう」と決意していたのが少々腰砕け…

Evil Heat(Primal Scream)

「ヒッピー供は皆殺しじゃ」 と始まるPrimal Screamのアルバム"XTRMNTR"には惚れました。このアルバムは全般的に電子的サウンドでメッキ加工したリフのゴリ押しロックとなっていて、一聴するとラディカルに聴こえるかもしれません。ただし、そのメッキの土台…

Led Zeppelin DVD(Led Zeppelin)

全盛期をとうに過ぎてオバタリアン*1みたいな風貌に成り下がった現在のJimmy Page御大。痛快なことに(=タチが悪いことに)、彼には「倫理」や「謙遜」の類の気持ちは存在しないらしく、西新宿の海賊盤街を訪れては「俺と写真を撮らせてやる」または「俺の…

What A Wonderful World(Nick Cave & Shane Mcgowan)

昨今、ミュージシャンやバンド関連の映画が頻繁に公開されていますが、こんなドキュメンタリー映画が日本で公開されるそうです。永遠の要介護認定患者Shane McGowanさん。今年の富士ロックにPoguesと一緒にお越しになられたそうで、予想通りヘロヘロな歌唱を…

名探偵ホームズ(テレビ版)

「知られざる」とか「知る人ぞ知る」とまで言うのは憚られますが、ちょこっと渋めの名作アニメ。しかし、世代的に避けて通ることが出来なかった方々も多々おられるのではないでしょうか。オープニング・エンディングを固めるダ・カーポによる主題歌が秀逸で…

月を超えろ(奥田民生)

「上の空な感じ」ってありませんか?自分が今、「上の空だな〜」って感じ。 私、恥ずかしながら幼いの頃から現在に至るまで、ほぼ常時そんな状態でおりまして、自分でも集中力散漫だなと思うのですが、言い訳がましいことを言うと、そんなときって必ずしもボ…

As Is Now(Paul Weller)

腕組んで立ってるだけで絵に為るオトコ、Weller先生の新譜です。The Jamを結成したのが15歳。メジャーデビューしたのが19歳になる前。人気絶頂バンドの解散を新聞広告で宣言したのが24歳。嫌味なほどの自信と生き急ぎっぷりで尖がりきっていた当時のWeller先…

Out Of The Body(The Hooters)

Detroitという都市はアメリカ自動車産業が栄華を極めていた時代にMotor Townとして隆盛を誇ったことで有名です。そのまんまもじって命名されたMotownという名門レコード会社の発祥の地であったりします。その後の自動車産業の没落もあり、街ぐるみで素寒貧状…

Dead Spy Report(Craig Ross)

まだカッコよかった頃のLenny(Kravitz)の後ろには、こんもりしたアフロを揺らして愚直にビートを刻むドラマーのお姐さんと、これまたこんもりとしたドレッドヘアを振り乱してヴィンデージギターを掻き鳴らす若い衆が居て、凄く印象的でした。彼等の佇まい…

God・Speed・You!!(ギターウルフ)

メジャーデビューシングル『オールナイトでぶっとばせ!!』のノリが手伝ってか、この方々が我々一般市民の目に触れるようになった頃の世間の評価は、どちらかと言うとキワモノ、企画モノ的だったと思います。その頃から実にどれほどの年月が経ったのでしょう…