1979(Smashing Pumpkins)

これまた素晴らしいジャケット。仮に彼らが完全無名のバンドだったとしても、ジャケ買いしたくなる水準だと思います。

曲が素晴らしいです。余分な音がありません。散々聞き込んだことも助けて、イントロでブキブキ音を立てる意味不明なSEでさえももはや愛しく感じます。

プロモーション用のビデオクリップも出色の出来です。一本の木が紙まみれになるまでトイレットペーパーをブン投げてはしゃぐシーンには何故だかとても甘酸っぱい気持ちにさせられます。


ジャケットを見ても、曲を聴いても、歌詞を読んでも、映像を見ても、投影されるイメージ(テーマ)は一つ。それは「青春」です。

ここまでも無臭で青春を表現することに成功したBilly Corganが鬱体質(*1だというのは、悲しいけれども頷けます。


1979

1979

*1:じゃないにしても何らかの病気だと思う。