2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

KAELA(木村カエラ)

第2の故郷神奈川県を離れて結構経つので、木村カエラ女子のTVKでのMCっぷりは拝見したことはありませんが*1、本作での唄いっぷりは大したもんだと思います。長嶋茂雄風に言うならば、「ドシッと構えて、十分なタメを作って、引き付けてビシッと」唄っている…

Al Anderson(Al Anderson)

永遠のドサ廻りバンドNRBQの初期ギタリスト。本作はソロアルバムです。 コンセプトの欠片も感じられない、やたらと地味なジャケですが、裏ジャケが凄いです。BIG ALとも呼称された「どう考えてもゴッツいおっさん」が、「イスに座って満面の笑みを湛えている…

Get A Grip(Aerosmith)

ヒッピー風の外国人の一群と、やむを得ずヒッピー風なオジサンの一群と、オジサン達がばら撒いた柿ピーを一心不乱についばむドバトの一群に囲まれて、中学校からの旧友イノウエ君と語らう。そんな不思議な週末の夕べの過ごし方。場所は高田馬場を流れる神田…

Let Love Rule(Lenny Kravitz)

80年代の残り香の香る90年代初頭。町田TAHARAでこのアルバムを手に、レジまで行こうか行くまいかを思い悩んでいた僕の、その逡巡には確かに黒人差別的な感情*1がほんの少しでもあったことを明白に覚えています。大袈裟ですが懺悔しときます。ブラックアメリ…

Set The Twilight Reeling(Lou Reed)

声に艶あるしゃべくり系。 "Sex with Your Parents" って題名からして考えてるんだか考えてないんだか分らないのに、括弧つきで (Motherfucker) ってくっつけちゃうもんだから、とりつくシマがありません。 枯れてそうに見えて、恐らく全く枯れていないで…

Urban Guitar Sayonara(ナンバーガール)

個人的なことばかり書くのも面目ないのですが、此処は個人的なこと以外に何を書いても有り難味のない場であることにも気付いたので書きます。 最近、グッと来ません。 と言うより、あからさまにグッと来る音楽が足りません。夢中になれないと言うか。良いに…

Bowie At The Beeb(David Bowie)

David Bowieのキャリアについては、安直にサムアップしてしまえば"Ziggy Stardust"〜"Hero"、言い方を代えると「ビンビンのグラムアイコンだった頃」〜「薄暗いベルリンでBrian Enoとつるんでいた頃」が全盛期とする向きがやはり一般的なのではないでしょう…

ヤリタミン(ロリータ18号)

このAmazonの画像、いくらなんでもこんな状態でお店に並んでいるわけではありません。紙パッケージからCDのケースを引っこ抜いて、ブックレット*1が中に入っている状態が表示されてますけど、お店に行けば、4人のパンク姐さんが和装に身を包んだ素敵なジャケ…

Imperial Drag(Imperial Drag)

アメリカのバンドが続きます。Jellyfishと言えば、その解散後も各界にコアなファンが分布する偉大なポップバンドです。奥田民生も惚れ込んでいて、その一翼を担っていたAndy SturmerがパフィのGodfatherであることは有名な話です*1。 Imperial Dragはその偉…

Book Of Bad Thougts(Uncle Green)

またまた、布袋寅泰の『ミュージックスクエア』ネタです*1。「あんまり知られてないんだけどいい曲なんだよね」って具合にDJ布袋がかけた本作収録 "I Don't Wanna Know About It" には、直ぐに反応しました。ガレージィな演奏とファインメロディの応酬。思わ…