2008-01-01から1年間の記事一覧

There Will Be Blood(Paul Thomas Anderson)

先ほどレビューを書いた"No Country for the Old Men"と一緒に(二本立てで)早稲田松竹で観た一本。 嗚呼。これも観といてよかった。映画って奴は素晴らしい。 Daniel Day-Lewis。映画館で観たのは、個人的にはかなり久々な気がします*1。 芝居がかった芝居…

No Country for the Old Man(Joel Cohen, Ethan Cohen)

久々に映画が観たくなりました。 かつて足しげく通った飯田橋ギンレイホールは最近は何やら小賢しい文芸(的)作品ばっかり取り上げてばかり。ロートルはさっさと見切って、久々に早稲田松竹へとチャリを走らせ観た本作。 嗚呼。観に行ってよかった。 静かに…

本人の人々(南 伸坊・南 文子)

天才夫婦の仕事。 本人の人々作者: 南伸坊,南文子出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2003/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る

Tangram(Gak Sato)

お盆休みなるモノを頂きました。お陰様でBook OffでゴミCDの棚を隅から隅まで眺める、などという、ゆとりある時間を楽しむことができました。 そこで発掘した本作。実はかつてヤフオクで落札したものの、届いてみて初めてそれがアナログレコードであることに…

Saudades de Rock(Extreme)

サウダージという単語はボサノバでよく聞かれますね。英語に翻訳したら"Longing"と出ました。「待ち焦がれる」という感じでしょうか。本来ポルトガル語の"saudades"には、失われたものへの想い、追慕、郷愁というようなニュアンスが含まれているそうですので…

君の瞳に恋してる(UZ)

オリンピック開幕。 でも何かが物足りない。 YAWARAちゃんの銅メダルのこと? non. 野口が心配? non. 松岡修造では役不足? Oui! 世界陸上が恋しい? Oui! Oui! そろそろ織田が足らないと思ってた? Oui! Oui! Oui! たまに早く帰って、晩ご飯を食べて、麦茶…

サイボーグ俺達(HALCALI)

うちのバンドのヴォーカルDちゃんがいたく憤慨しておりました。HALCALIがカバーした奥田民生の曲を聴いたそうです。自分はそのカバーソングを聴いておりませんが、何が彼の気持ちを逆撫でたのかは割と明確にイメージできます(詳細後述)。 一方で、このアル…

Music Found by HDR-HC3(ペトロールズ)

"HDR-HC3"とはソニーのデジタルビデオカメラだそうで。本作、ペトロールズの満を持したデビュー作にして、ライブ会場の模様を撮影したビデオカメラの音声データをそのまんま収録したという、近年稀に見る漢気あふれる作品です。 トリオ編成から繰り出される…

I'll Be Waiting(Lenny Kravitz)

実質的には死んだようなものだと自らに言い聞かせてはおりましたが、彼が新作を発表するたびに、淡い期待を胸に抱かされたのもまた事実。果たして名作"Circus"以降、彼にはもう、とどのつまりガッカリでありましたが、今日も今日とて懲りずにこのニューシン…

Friends & Lovers(Bernard Butler)

年始恒例の麻雀マッチ。綱島の雀荘に集まったのは結果的に5人。半荘ごとに1人が抜ける、そのタイミングが自分に回ってきた際に綱島の街を散策しておりました。 中古ソフト屋を覗くと、叩き売りされている音楽が。ほほう。SADEの1992年の名作が100円。頂こう…