Clappin'(Leyona)

さて、21世紀日本の「希望」とも呼ぶべき貴重な音楽がビクターの演歌部門*1からリリースされました。

彼らに対する思い入れや憧憬については既にコッテリと書いてきた*2ので省略。素晴らしい作品。必聴です。


…というのも、吾妻光良 & Swingin’ Boppersの新作"Seven & Bi-decades"のことだったりするのですが、一点、思いも拠らなかった驚きが。


そのBoppersの新作での紅一点(もはや死語か?)Leyonaさんの歌が意外と上手い。


以前に某音楽専門チャンネルの番組でMCを勤めておられたLeyonaさんですが、当時は御世辞にも魅力あるシンガーではなく、ゲストの伴奏に合わせて披露されていたその歌声には軽く怒りすら覚えたこともございました。

今回Leyonaさんの歌声が聴ける"Silent George"はこれまでにライブステージでも披露されてきたもので、その際も個人的には多少場違いなのではとすら思われたLeyonaさんでしたが、本作での歌唱は素晴らしいと思います。

素直にアイムソーリー。これまでの暴言を土下座して詫びさせて頂くとともに、場当たり的でナンですが本作をお薦めしたいと思います。


Clappin’

Clappin’

*1:「歌う中小企業」バンバンバザールがかつて瞬間的にメジャーデビューした際もビクターの演歌部門だった。そこには何かしらのコネクションがあったとも伺える。思えば彼らも、インディーズアイドル宍戸留美さんや水森亜土さんとのデュエット作品が鮮烈だった。

*2:こんなのこんなの。