Let It Boo(高木ブー)

高木ブー*1にカレーを奢ってもらう夢を見ました。


ホノルルマラソンに参加したものの列の後ろの方からスタートした為、スタート地点に達するまでにリタイヤしてしまった、という伝説を始め、数々の武勇伝を誇る高木ブーさん。

グータラの代名詞」という凄まじい機能を第一線で担い続けた大偉人ですが、そんな有り様に着想を得た筋肉少女帯が発表した『高木ブー伝説』という歌もございました。

いかりや長介さん*2は激怒したということでしたが、ブー氏ご本人は全く鷹揚だったそうです。さすが。「無能をプロフェッションとした」という意味では、私が生まれて初めて目撃したパイオニアでありました。


元はと言えばバンドマン達だったドリフターズの一員だったわけで、ウクレレが上手かったりするのも頷けるのですが、そんなことは個人的にはどうでも良くて、この脱力タイトルが似合わないでもないと思えるという点で尊敬している、ただそれだけです。


LET IT BOO

LET IT BOO

*1:敢えて呼び捨てたい。

*2:いわずと知れた和製ドリフターズの暴君。最盛期の活躍をぎりぎりで実体験している者としては『踊る』云々等のドラマで性格俳優として活躍したり、テレビコマーシャルでウッドベースを爪弾いたりで、流行の「ちょい悪オヤジ」を先取りしていたかのような趣さえ漂わせていた晩年は少々寂しく感じた。一部には、加齢に伴いあの突出した唇がだんだん普通になってしまった為にインパクトを失ったとの指摘も見られる。Steven Tylorは大丈夫だろうか。