Blade Runner（Ridley Scott）

SF映画界の古典的名作。そんなことは言わずと知れたことでしょう。

原作は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』。それもまた、けっこう知られたことでしょう。

しかしながら、そんな原作をパロディ*1 にした

『オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか』

というエロゲーがあったことを知る人は少ないのではないでしょうか。

あれは私が小学校4年生のときのこと。同級生の自宅でプレイした、個人的にも最初で最後の「エロゲー」でした。

詳細な設定やルールは完全に失念致しましたが、あの粗い画像と徹底的にダイナミズムを欠いた性交渉シーンが脳裏に焼きついて離れません*2。

ブレードランナー 最終版 [DVD]

*1:パッケージのテイストや「逃亡したダッチワイフを歌舞伎町に追う」という設定に鑑みると、オマージュという言葉を使うべきかもしれない・・・が、どちらでもさして問題はなかろう。

*2:迸るノスタルジーに身を任せリサーチしてみて吃驚。発売元は光栄マイコンシステム。かの有名な名門ゲーム制作会社の前身。マイコンって…絶句。おそらく消したい過去なのだろうが、誇るべき国産初のエロゲー・シリーズ『ストロベリーポルノシリーズ』の一翼を担った商品だった模様。ちなみにシリーズ一発目の『ナイトライフ』は光栄の登録商標となっているらしい。吃驚・・・不勉強だった。