Nevermind(Nirvana)

中高生の頃の溜まり場*1では「ムケチンボーヤ」と呼ばれていたこのアルバム。思えば、あの溜まり場にはNirvanaPearl Jam*2も転がってましたが、Megadethを聴くのに夢中でよく理解できていませんでした。


本作品のリリースは1991年。それから時を経ること15年弱。当時は中学2年生のガキだったワタクシ達も歳相応のオッサンに成り果てているにも関わらず、我々はいまだにバンドとかやってたりするわけですが、恥も外聞もかなぐり捨ててRamonesの"Rockaway Beach"なんかを演奏したりしている最中に何気なく「あの曲」のイントロのリフを弾いてみると…


「おお!」

「その曲好き!」

「やりたい!」


今更ながらの"Smells Like Teen Spirit"にヴォーカル担当達*3は、カラオケで柴田恭兵を歌うときと同じくらいに色めき立つわけです。

彼らの興奮に押されて、なんとなく演奏を続けてみたら総勢エキサイト。んなもんで、家に帰って本作を聴いてみました。凄ぇ…カッコイイ。


当時好きで好きでたまらなかったExtremeの歌詞を「クサイ」の一言で一蹴したKurt Cobainには逆恨み的感情すら憶えたものですが、正直言って、図星だからこそ腹が立ってたんだと思います。

15年後の再会…そして和解…。お母さんごめんなさい。あなたの息子は三十路前にもなって、RamonesだけでなくNirvana、それも"Smells Like Teen Spirit"をコピーしかねないバンドの構成員になってしまいました。


ドラムのKちゃん…この曲、君が苦手なバスドラムがズコドコ鳴ってるよ…頑張ろうな。


Nevermind

Nevermind

*1:こんな事あんな事が起きていた場所。

*2:"Ten"だった。

*3:うちのバンドにいる3人のヴォーカルのうちの2名。もう1名は結婚が決まったらしく練習初参加日のメドがいまだに立っていない。