Gets Next to You(Al Green)
なんつう表情でしょう。ジャケだけで圧勝。お召し物も完璧です。
ウルフルズのトータス松本もカバーしていた名曲"Tired of Being Alone"でのGreenさんの歌唱は心に滲みます。後に、何らかの理由で怒り狂った女性に煮えたぎった鍋の中身*1を、こともあろうに入浴中に背後からぶっ掛けられて大火傷を負い、その後は牧師になるまでに性格が変わってしまったというGreenさん。その上で"Tired of Being Alone"と思えたとするならば、たいしたタマです。
ちなみにこの曲をはじめて聴いたのは映画の挿入曲としてでした。しかもフランスの映画。エンディングではPortisheadの泣く子も黙る名曲"Glory Box"をいち早く起用していたこの『猫が行方不明』という作品は、映画としての良さもさることながら、音楽の使い方が実に上手であるという点でも記憶に残っています。
あのイントロでスタッフ・クレジットと絶妙にシンクロして流れるフランスのバンド*2のインストがまた聴きたいなぁ。
- アーティスト: Al Green
- 出版社/メーカー: The Right Stuff
- 発売日: 2003/02/11
- メディア: CD
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