JET CD(Puffy)

本作のリリース時は少々気難しいお年頃だったので「好きだ」と言えませんでしたが今なら言えます。「大好きです」。


たまたまテレビで観たライブでの彼女らの唄の下手さには辟易とさせられたのを覚えています。いまの私が当時の映像を観たならば、不快感を通り越して清清しさすら感じてしまいそうな気がしてなりません。

ここ最近の彼女達のお仕事を観ていると、奥田氏の手からはほぼ完全に離れているように感じられます(ホントのところは存じ上げません)。どうやら現在はアメリカで積極的に活動しているらしく、どんな形でかは存じ上げませんが、一応ウケているらしいです。

図らずも(図ってか)カエラちゃんの活躍と対照的ですが、実のところ、彼女達(Puffyのお二人)がトウが立ったオバチャンになりつつある、という残酷な現実から目を背けることができません。第2の少年ナイフの線を狙わざるを得ないのか…と。日本に帰ってきた時に野沢直子みたいになっていないことを祈るばかりです。


そう言えば、彼女らがニューヨークだかでの大規模パレードに参加している写真を見たのですが、なんとバックであのエナポゥ*1がギター弾いてました。思い起こせばこの人、同じく既にトウの立っていた小泉今日子のバックで『なんてったってアイドル』の伴奏も付けてました。以前に、エナポゥのギタリストとしての立ち居は「神の贈り物」であるなどと、神をも恐れぬことを書きましたが、そこら辺にあやかりたい人はやはり多いということなのでしょうか。


JET CD

JET CD

*1:ロリータ18号のギタリスト。旧名エナゾウ。現在の所属バンドPoni-Campの初CD「/(U.U)\」の発売が近い。詳しくは過去のレビューを参照されたい。