「西部警察」男たちの詩(羽田健太郎 他)

この際なので敢えて再確認したいのですが、本作の主役はジャケの小暮課長(裕次郎)ではありません。


Godfatherと言えば誰しもがその『メインタイトル』よりも『愛のテーマ』を思い浮かべるように、本シリーズが喚起させ胸に去来させる旋律はPART1のメインテーマではなくPART2のそれでした。

「題名の無い音楽会」や「横浜崎陽軒」のCMでの、優しい顔と凄腕テクニックとが好対照な晩年*1のお仕事も十分に魅力的でした。

しかしながら「哀愁」という奴をインストゥルメンタルのメロディに織り込んで全国の子供たちの心に届け刻み込んだ本作で聞かれる彼の偉業は、更に色濃くワタクシの記憶に刻まれ残るでしょう。


羽田健太郎さん R.I.P.


「西部警察」男たちの詩

「西部警察」男たちの詩

*1:今となっては「晩年」という言葉を用いることになってしまうのは胸が痛過ぎる。