Best - Sherlock Holmes Meets The Punkenstein Monster(Thee Headcoats)

Thee Headcoatsの皆さん、リキッドルームでのライブでヴォーカル以外はPAを通してなかったそうです。*1

システムやエンジニアとの相性というような事情もあったのかもしれませんが、何はともあれ、正にパブロックバンドのアティチュードの真髄のまた真髄を過不足無く教えてくれる、思わず呻り上げ惚れ惚れしてしまうエピソードです。

以前、ジミヘン・ジャケの作品をご紹介しましたが、そんなエピソードに感動したので、とりあえずベスト盤をもう一回ご紹介。ぶっちゃけてしまうと、この方達、どの作品もそんなに変わらないので。


それはそうと、バンバンバザールの冨永氏曰く、アメリカじゃキャパ200人ぐらいまでなら楽器は全て生が基本*2で、ヴォーカルだけPAで鳴らしていることが多いそうです。

趣味とは言えバンドをやってるなら、小さなことで一喜一憂、浮かれ凹んでいるのではなくて、そういう事情や技術もきちんと勉強したいものです。

俺らも生で直の「アメリカンスタイル」で行くか、カトウ君。 まずはまともに演奏できてナンボだな…。


ベスト

ベスト

*1:PAとはPublic Addressのこと。要するに拡声(拡音)する為のシステム。ちなみにこのエピソードはバンバンバザールのギター・マエストロ富永氏のBlogの内容がきっかけで拾わせてもらった絶品の逸話。

*2:完全アコースティックという意味ではなく、楽器(アンプのスピーカー)からの音をそのまま生で聞かせている(アンプの音をマイク出拾ってPAで鳴らしてはいない)という意味。