BEST(COMPLEX)
3回目のバンド練習が終わりました。
超多忙なメンバーのスケジュールの間隙を縫って集まって…というわけでは決してないのですが、ある程度は社会的な生活を営んでいる人間が5人、6人で一堂に会するのは月に1回程度が限度のようです。
素人のコピーバンド、それも手習いレベルの駆け出しなので、演奏したい曲はたくさんあるのですが、演奏する(できる)曲はあまりありません。
幸いなことに皆、少なくともその時だけは熱心に練習するので、2曲か3曲を繰り返し繰り返し演奏することに無理はないわけですが、ふとした切っ掛けで集中力が途切れることがたまにあります。うちのバンドではそんなとき、ヴォーカルのDちゃんがマイクに向かって、
「ビィマイベイベ ビィマイベイベ ビィマイベイベ ビィマイベイベ…」
と発声し始めます。
ヴォーカルのDちゃんは、本気でこの曲*1を演奏曲リストに加えたいと思っているフシもあるわけですが、バンドをやるからには、究極的にはステージに立って人前で演奏することが事業目的に含まれているわけです。人前でこの曲を演奏している様を思い浮かべると、正直ウスラ寒いことは否めません。
それなのに…体は正直な欲求に抗えず、ギター(筆者)が追っかけ、ベースが追っかけ、お仕舞にはドラム(バスドラ抜き)が追っかけ、Dちゃんが、
「あいして・いるのさ・くるおしいほどぉ…」
と歌い始めるのです。
バンドのディレクション担当として、この現象を「メンバー間の自然なグルーヴのホトバシリ」と捉えるか、「風紀の乱れ」と捉えるかで心が揺れております。
2コーラスが過ぎ、ギターソロの前のBメロのところで我々が技術的に演奏できなくなるので、そこでこの"Be My Baby"タイムは自然に有耶無耶になるわけですが、そっから先もちょっと練習してみようかな、と思っている自分が恐ろしいです((要するにComplexが好きだと素直に認めるべきか。)。
以前、氣志團がライブ冒頭のSEにこの曲を使っているのを目にした覚えがあります。「だって、かっこいいじゃん」と言われりゃ、まあ、「確かに・・・」という話になるのですが、氣志團と「被る」のは色々な意味で辛いです。
で、COMPLEX。ベストが出たようなのですが、買う人いるんでしょうか?
- アーティスト: COMPLEX,吉川晃司,布袋寅泰
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1998/02/06
- メディア: CD
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*1:言わずもがなだが"Be My Baby"。言わずもがなだがThe Ronnetsの曲では無い方のそれ。