5.6.7.8'S(5.6.7.8'S)
Tarantinoに気に入られて"Kill Bill"に抜擢された日本人は何も栗山千明さんや布袋先生だけではありませんでした。The 5,6,7,8'sという実に粋な姐御さんたちが裸足でビシバシ演奏していたのをご記憶の方も多くおられるのではないでしょうか。
まだガレージミュージックやサーフギターの洗礼を浴びる前のガキの時分に渋谷のディスクユニオンで中古CD発掘に勤しんでいる最中、この姐さん方のロッキンチューンをたまたま耳にしてしまいました。脳みそに電流が走るようなショックを受け、何とか勇気を振り絞って店員さんに流れている音楽は誰の音楽なのかを尋ねると本作のジャケットを見せてくれました。
でもこのバンド名何て読むのか分かりませんでした。しかも実は未だに分かっていなかったりします。*1
もうベテランの域に十分達している姐さん方ですが、最近の作品*2も、この手の音楽には慢性的に付き物とも言えるマンネリ感や倦怠期感を微塵も感じさせない痛快な出来となっているところを尊敬します。
あ、ちなみにずーっと前にGabirielのレビューのときにチラッと書いた「ヒラヒラした銀紙のようなものがワシャワシャとなっているようなステージの背景」ですが、本作のジャケットに写っているのが正にそれです。これ、何て呼ぶんでしょう?名前もヘッタクレもないのでしょうか?
- アーティスト: THE 5.6.7.8’S
- 出版社/メーカー: DAIKI
- 発売日: 1995/01/01
- メディア: CD
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