For The Beauty Of Wynona(Daniel Lanois)

"Joshua Tree"の制作ドキュメンタリーDVDの続きでDaniel Lanoisのアルバムをご紹介します。


彼のプロデュースする音楽の凄みと彼自身の音楽の良さってちょっと違う気もします。ま、そりゃそうっちゃそうなのでしょうが。はっきり言って何が良いのやら言葉で説明し辛く、こればっかりは聴いてみないと分からんはずなので、ここに何か書いてもしゃーない気がしてきました。特に面白いエピソードを知ってるわけでもありませんし。

ひとつ。彼の声はとても弱弱しいと感じます。例えるならば井上陽水がいくらボソッとしゃべっても声が通り過ぎて25mプールの反対の人も聞き取れそうな気がするのと真逆。Lanoisさんがいくら一生懸命歌っても25mプールの反対の人は気づかない、そんな感じ(さすがにそれは言い過ぎか)。

しかし強いて彼のどこが好きかを一点挙げるならば、彼の声が好きです。それは前述の"Joshua Tree"のDVDでLarry Mullen Jr.のドラムが如何に好きかを語る彼を観ていて気づきました。


このレビューをアップしようとして、Lanoisさん、今年に入って新しいアルバムを出していたことを不覚にも初めて知りました(ANTIっていうレーベルから。最近Tom Waitsなどもこのレーベルから出してますよね)。あわててチェックしたら、なんでもヴォーカル無しとのこと。う〜む。興味津々。


For the Beauty of Wynona

For the Beauty of Wynona